レーザーポインター製品のバリエーション
以下に示すのは、レーザーポインターとして市場に見られる製品群である。通常、レーザーポインターは小さな光の点を離れたところに表示する器具であるが、普及に伴い単なる点を表示する製品に加えて、多種多様な製品が登場している。
パソコンとの連携性を重視したタイプ
パソコンとプロジェクターを使ったプレゼンテーションなどで利用される。レーザーポインター上のボタン等を使うことでパソコンをリモートコントロールできる。プレゼンテーションソフトウェアのMicrosoft PowerPointとの連携性から、マウス機能なしでページ送りボタンとレーザー照射ボタンのみの小型製品もある。昨今のパソコン周辺機器事情から無線ワイヤレスタイプが一般的で、パソコンにUSBレシーバを接続する製品のほか、USBレシーバにUSBメモリを統合した製品はプレゼン資料のファイルを同時に持ち運べる製品も見られる。一部の製品はUSBレシーバを本体に格納できる。
照射形状可変タイプ
照射形状を変化させる機構として振動する2枚の直行した小型ミラーを利用する製品と、回折格子や単純なスリットを利用する製品の2種類に大別される。前者は線や楕円などの形状を照射でき、光学的なロスが少なく輪郭ににじみが発生しにくいので、クラス2でも十分明るく遠くからでも認識しやすいため大会場でのプレゼンテーションにも適している。内蔵するミラーの動きを電子回路でコントロールしているので、スイッチにより瞬時に照射形状を変更可能で簡単に操作できる。後者はさまざまな形状を照射できる可能性があるが、法規制の範囲内では光量が不足したり、輪郭ににじみが発生したりして実用面で不利である。ロゴやハートマークなどの図形表示についても回折格子や単純なスリットを利用することで可能となり、海外では主にクラス3A以上で製品化されているが、法律で認められるクラス2までのレーザー出力では光量不足となりがちで照射された図形が明瞭になりにくく、日本国内ではあまり製品化されていない。先端部の回転や、キャップ交換で照射形状を変化させられる製品が多い。なお大抵の製品において、前者は箱型、後者は円筒型の形状をしているので両者の内部機構の違いは外見で容易に見分けられる。
半導体レーザー素子の量産により小型赤色レーザーポインターが普及してきた頃に、一部の悪質な業者が使い方を誤ると危険な高出力の製品を低価格で大量に玩具市場に流したため、子供が事故を起こすケースが各地で発生した。
こうした製品は子供の片手に収まるほど小型なのであるが、通商産業省製品評価技術センター(現独立行政法人製品評価技術基盤機構)が調査したところサンプルの多くがクラス3A~3B相当の出力を持ち、危険な器具とみなされた。また、販売されている製品の中には実際の光出力と表示の不一致も見られた。こういった事態を改善するため、 経済産業省は消費生活用製品安全法の特別特定製品にレーザーポインター等電池駆動の携帯用レーザー応用装置を追加した改正案を国会に提出し、2001年に施行された。
『ウィキペディア(Wikipedia)』引用
レーザーポインターって意外と多様に利用されているのですね。
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